READY BRAVO 1 感想・ネタバレ 大学留年の男と中小ゲーム会社が大作ゲームを作る話

READY BRAVO
画像出典:『READY BRAVO』1巻より

今回の記事は作者:古谷野孝雄『READY BRAVO(レディー ブラボー)』1 巻を読んだので、この漫画について思ったことやネタバレ含めた感想を書いています。

※この漫画のネタバレ含んでます。これから読む方はご注意してください。

 

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『READY BRAVO 』あらすじ

あらすじ・内容

大学4年生の有馬裕介は、就職が内定していたが、とある事情で留年が決定。祐介は社員18名の小さなゲーム制作会社、ジオ・ギアでアルバイトをすることに。子供の頃から憧れたゲーム業界で働く機会を得た祐介は、このチャンスを生かそうと奮闘する!!

引用:Amazonページ『READY BRAVO(レディー ブラボー)』1 巻より

 

 

感想・考察

『READY BRAVO』1 巻を読みましたが、大学を留年した大学4年の有馬裕介がゲーム開発会社GEO GEAR(ジオ•ギア)のアルバイトに採用されて、有馬はアルバイトとして働き、会社の一員になっていき、社員総出で会社オリジナルの”大作のゲーム”を作っていくというお話でした。

 

 

主人公は留年した大学4年。

 

この漫画の主人公は大学を留年してしまった有馬裕介。有馬は卒業前に内定がありましたが、他のレポートが被り留年が確定。”ゲームを作りたいこと”からジオ•ギアのバイトの面接を受け、社長 真木義人の厚意でアルバイトに採用されることになります。

 

主人公の有馬は面白い主人公でして、やることはとことん追求する男。

 

壺について調べた時もネットで調べて、国会図書館、大学の教授まで話を聞きに行ったり、過去にゲームにハマったらゲームはとことん遊んでしまいにはゲーミングPCまで作ってました。面接を担当した咲坂も「掘り出し物」を見つけたと喜ぶくらいでした。

 

主人公の有馬の熱意もいい味出てますよね。面白いです!

実は主人公あー見えて優秀なのかもしれませんね。

 

ダンさん
ケントゥ

静電気対策で全裸でゲーミングPC組み立てるのは笑いました笑。

 

精密機器だから静電気対策は用心しないとゲーミングPCは◯にますからね笑

 

 

会社の面々は個性豊かなメンバー。

 

ゲーム開発のアルバイトに採用された有馬。そんなジオ•ギアのゲーム開発のメンバーに有馬がゲームのことについて教わり、有馬は開発陣と共にゲームを作っていくことになります。

 

そんなジオ•ギアの社員たちは個性豊かな面々で、アルバイト教育担当の咲坂、真面目な開発部長の平沼、スケベそうなおっさん、社長の真木など。

社員は総勢で18人くらいだそうです。

有馬と同じくアルバイトで元引きこもりの折原彩都などもいます。

 

どこの会社でもいそうなひとたちでゲームを作ることになります。

 

 

そのキャラクターに過去があったり、意外とアルバイトが優秀だったりしますね。こういうゲーム会社で実際にある背景がよく知れるクリエイターの苦労がよく分かる漫画です。

実はヒロインすごいこと。

 

それと読んでいて実際はこんな感じということで「なるほどな」と思う場面はたくさんありました。読んでいて、面白いですし展開が気になりました。

 

 

ゲームを作るために欠かせない仕事。

 

有馬が頼まれた仕事はゲームを作るのに欠かせられない仕事で設定時代の何に使われていたのかの資料探し、フィールドの衝突判定のテストなどの仕事をこなしていくことになります。

 

ちなみに有馬が初めて仕事でバグを見つけて

褒められた時は影で嬉しすぎてガッツポーズしてました。

 

実際にもゲーム開発者もゲーム性やストーリーなどをプレイヤーによく見せる為に結構よく調べるようで物語を細かく作るにも、その時代、背景や時代にあったこと、何に使われていたことを細かく調べているようです。

 

実際のテスターとデバッグの仕事でも、バグも良く調べる必要があるのでフィールドのテストで実際に動かして、レポートにバグをまとめて、細かく調べたりしているようです。

作中でも衝突判定を狂うとおかしな判定があったりすると言ってました。

 

プログラムもどこか抜けると全て狂ったりするのでまさに地獄。

 

作ることは勿論ですが調べることも重要な仕事だったりするようです。

 

会社が最初に作ったゲームはクソゲー。

 

ゲーム開発会社ジオ•ギアの創立時の話を聞いた有馬。過去の話を聞いた有馬はジオ•ギアが制作し、ネットではクソゲーと呼ばれているゲーム「ジャングルアルマゲドン」をプレイすることになります。

 

ちなみにジオ•ギアが開発したゲームはネットの書き込みで「”クソゲー”に申し訳ない」ほどのめちゃくちゃ難しいクソゲー…。むしろどんなゲームだよと。

 

有馬と同じようにジャングルアルマゲドンバイトのテスターで何も知らない素人だと思ったらゲームのプロだったのも笑いました。

 

ダンさん
ケントゥ

これ作品だけの話だけど、あの人=◯◯はプロすぎって思いましたね笑

 

実際に読んでいて、世の中のクソゲーと良ゲーはこうして、「うまれるんだな」と思いました。ゲームの作り込みと面白さの塩梅って大変と思いました。

名作もくそげーものちに評価されてプレミアがついて名作になるんですよね。

 

 

オリジナルのゲームを作ることに。

 

オリジナルの新作ゲームを制作することになったジオ•ギア。初めて自分の名が残るゲームに喜ぶ社員一同。有馬は”初めてゲームで遊ぶ側から作る側”に携わることになります。

 

大作のゲームを生み出すというのもそう簡単ではなくて、実際のゲームを作るのも面白いゲームはその10%しか満たないというので、ゲームを作るにも厳しい現実があるということですね。

世の中のゲームはその10%のゲームに埋もれているということを聞きます。

 

僕はゲームを作ったことがないのでわかりませんが、

ゲームを一から作るということはその競争に挑むということですね。

 

これから主人公が開発陣がどのように葛藤していくのか気になりますね。

 

 

まとめ: 『READY BRAVO』1 巻

 

以上、『READY BRAVO』1 巻の感想でした。

 

ゲーム業界に入りたい主人公がアルバイトとしてゲーム開発会社で働き、有馬が成長しながらゲームに携わっていくお話でしたね。これから主人公の有馬を加えたジオ•ギアの開発陣でゲームがどのようにできていくのか?どうなっていくのか?気になりますね。

 

ダンさん
ケントゥ

ヒロインのアヤトの事情もそうだし

ヒロインが変わるっていくのかも気になるところ。

 

個人的にこの漫画のドラマ化したら「かなり面白いな」と思う作品だと思いました。

むしろなって欲しいですね!笑

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