【感想】現代に蘇った恐竜を園で飼育する漫画『ディノサン』が面白い!あらすじと内容をネタバレ!

漫画紹介
画像出典:『ディノサン』より

今回の記事は、コミックバンチwebで読める漫画:木下いたる 監修:藤原慎一の漫画『ディノサン』を読んだので、あらすじと読みどころをネタバレ含めた感想を書いています。

https://www.comicbunch.com/manga/bunch/dinosan/

※この漫画のネタバレ含んでます。これから読む方は注意してください。

 

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『ディノサン』の内容・あらすじ

内容・あらすじ

1946年にとある島で生き残りを発見。その後、繁殖や遺伝子操作によって、再生されることとなった恐竜。それから恐竜ブームに沸いた世の中だったが、とある事故がきっかけで人々の心はすっかり恐竜から離れてしまう。そんな中、経営難に陥った恐竜園「江の島ディノランド」に新人飼育員として、須磨すずめが入社することに。恐竜に対して熱い思いを持つ彼女にとまどう園の職員たちだが……。

引用: 『ディノサン』より

 

『ディノサン』の読みどころ・面白かったところ

恐竜が絶滅し、再生された世界。

この漫画の世界観は1946年にとある島で生き残りを発見されて、恐竜の繁殖や遺伝子操作により、恐竜が再生された世界観。

動物園があるように恐竜がメインの園もあります。

 

主人公は新人の恐竜飼育員。

この漫画の主人公は恐竜飼育員の新人、須磨すずめ。すずめが子供の頃にお父さんと一緒に「江ノ島ディノランド」に来て、感激したことから「恐竜の飼育員」になることを夢見てました。

そして、その数年後。すずめは大人になり、新人の恐竜飼育員として「江ノ島ディノランド」で働くことになります。

引用:『ディノサン』より

ちなみに主人公の名字は”須磨”というのですが、恐竜を繁殖、遺伝子操作して絶滅種を復活させたのは「須磨博士」という人物なので、関係しているのでないか?と言ってました。

たしかに主人公すずめの恐竜好きといい、

何か関係してそうですよね。お父さんかおじいちゃんなのかだと思いました。

 

恐竜ブームはオワコン。園は経営難。

園が作られるほどの恐竜ですが、2006年の死亡事故があって下火傾向に。恐竜ブームは完全に過ぎ去り、2020年には完全にオワコンになってしまいます。

恐竜ブームが過ぎ去ったこともあり下火に。園は経営難。

深刻な人事不足だったり、設備が古いせいかエアコンの調子が悪かったりします。

園は人材費、月々の餌代、光熱費とか考えるとすごい掛かってそうです…。

 

園内には多くの肉食恐竜と草食恐竜がいる。

ちなみに園内は結構広く、沢山の恐竜がおり、ティラノサウルス、トリケラトプスなど誰もが知っている恐竜やあまり知られていない恐竜etcも多く居ます。

引用:『ディノサン』より

中にはブラキオサウルスと大型の首長竜、プテラダクティルスといった翼竜も。園内では恐竜が計24種、72頭もいるので、多くの恐竜が間近で観ることができる園です。

この地図の感じだとジュラ紀〜白亜紀末期の恐竜が飼育されている感じですね。なんか恐竜が間近で観れるって、かなり面白そうな園ですね。僕は観てみたいですね。

ちなみに72頭いても最小の園だそうです。大きい園だと何頭いるのか気になりますね。

 

意外と知らない恐竜の知識や生態。

この『ディノサン』では恐竜の知識や生態など、詳しく書かれています。

ギガノトサウルスはティラノサウルスと比べると体格は大きいけど、顔つきシャープだから顎の力はティラノサウルスが強いなど、あまり知らないことが描かれてます。

現に恐竜は絶滅していて、感情があるかどうか実際分からないですけど。作中、恐竜にも感情があるようなことが書かれてました。特定の人にしか懐かない肉食恐竜もいましたね。

引用:『ディノサン』より

実際、恐竜はあの過酷な時代の中で、怖いと逃げたり、子供を守りたいから守る、食欲から襲うわけなので、恐竜に感情があるのは間違いじゃないと感じました。

 

恐竜の飼育員は想像以上に過酷。

すずめ自身もはじめて恐竜に携わる仕事から楽しみながら、積極的に仕事するのですが、緊急時は対応することができなくて、苦悩することに

作中にトロオドンという恐竜の様子を見に行くのですが、エアコンが壊れたことによりオスが熱中症に。この恐竜はオスが抱卵するのですが、そのオスが何かを飲み、すずめが抑えつけて海堂が取るですが、すずめの力が弱くて離したことから海堂に脚が当たり危うく事故になりかけたことも。

ここで先輩の海堂から「もういい外出てろ」と言われるのですが、海堂からそんなことを言われても、すずめは持ち前の根性と機転で問題を解決してました。

引用:『ディノサン』より

やりがいはありそうだけど、結構厳しい世界かなと思いました。

恐竜の知識や生態などを知らなくては、恐竜の命にも関わるし、お客さんの命、飼育員の命さえ関わるというかなり命に携わるの職場ですね。

先輩の海堂も恐竜にはそれなりの愛情を注いでいるので悪い人ではない模様です。もしかしたら先輩なりの優しさもあるのかもしれませんね。

ディノランドの職員たちがどうやって立て直しするのか?読みどころですね。

 

夢のために頑張れすずめ!

恐竜が大好きで恐竜の為に頑張るすずめですが、大小のさまざまな恐竜が飼育されているだけに職場は想像以上に過酷。

恐竜の飼育員の仕事は動物の飼育と変わらず、ウンチ(大量)の片付け、餌、恐竜たち手入れ、ショー、緊急時の対応が主な仕事。

そんなすずめにも夢があり、恐竜が怖いと定着してしまったイメージを拭い、恐竜の魅力や楽しさ伝え、

「恐竜たちの距離感を埋めるきっかけになりたい」のが夢。

さまざまな苦難に遭いながらもすずめは一つずつ覚えながら、恐竜を飼育する日々を送ることになります。

すずめが恐竜たちと「ディノランド」の人たちを通じて、どう成長していくのか?そこに注目です!

まとめ: 『ディノサン』を読んでみての感想

今回、『ディノサン』を読んでみましたが、恐竜好きの主人公が実際に恐竜とふれあい、命の尊さ、恐竜の飼育の過酷さを感じながらも成長していくという面白い漫画でした。

恐竜って名前は聞いたことはあるけど、その知識と生態を知っている人って、その分野に詳しい人以外そんなにいないはず。

この漫画を読んでいると、恐竜のことが詳しく書いてあって、知らないことが分かるので新鮮味があって、面白いなと感じました。

読んでいて、これからの話がどうなっていくのか?気になった漫画でもありました!

 

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