今回の記事は、モーニングツーで読める作者:津田彷徨 瀧下信英の漫画『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』を読んだので、あらすじと読みどころをネタバレ含めた感想を書いています。
※この漫画のネタバレ含んでます。 これから読む方は注意してください。
『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』の内容・あらすじ
内容・あらすじ
医学 VS. 魔法。 異世界に転移した医師は住人を治療できるのか。
『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』の読みどころ・面白かったところ
主人公は人のいい医師。
この漫画の主人公は総合診療医の天海唯人。天海は都内で医師として働いてましたが、転勤より島の無医村の医師になることに。
島に着いた天海は島民たちに挨拶。 一日が終えたことで診療所にある部屋で休んでいると突如、診療所に雷が直撃。 天海は雷に打たれたことで異世界に転移。医師として見過ごせない天海は異世界人、異世界の生き物を医療用具を使って手術、治療していくことになります。
引用: 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』より
天海の性格はなんか聖人のような性格ですよね。 基本、何にでも興味を持つ正義感の強くて、気さくで優しい性格です。 普段は穏やかで抜けているような感じですが、誰かと取引を持ちかける時も手術の時も真剣でかっこ良いいんです。
異世界モノの勇者とは違った魅力があり、カッコ良さありました!
異世界にて仲間になる者たち
異世界では謎のスライム、獣人の少女コロネが仲間になります。スライムは異世界に行き着いた時に仲間に、コロネは出会った時にアナフィラキシーで苦しんでいたことから天海が治療したことで仲間になります。
実際に読んでみると、仲間にはそれぞれ役割があるような感じでスライムは翻訳役係、コロネは手術の助手といった役割でした。異世界ものといったら勇者パーティといった感じなのですが、この漫画の場合は医療のチームみたいな感じです。
引用: 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』より
この漫画のヒロインのコロネも村に病気や怪我を治す技術がないから天海たちと旅をして知識を学んで村に帰ってくると言ってました。コロネがどこでどう学んで成長するのか?も読みどころですね。
どんな仲間が増えるのか楽しみです。
医学は魔法に通じるものがある価値観
この異世界での病気や怪我などは魔法師が魔法で治療が主。異世界での「魔法の価値観」はかなり高く、“魔法師”にしか病気や怪我が治療できないからこそ、病気や怪我の治療費は王族や貴族にしか払えず、普通の人が払えないことから高価とされてました。
引用: 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』より
魔法師も自身しか治療できないことから、
他のものを見下して、地位、名誉を自分だけのものにしていました。
作中でも天海が初めてコロネと出会って、村でコロネを治療したことから、異世界の常識で価値観が「医学=魔法」であることから獣人の村長も驚いてました。
やはり価値観が違うためにちょっと重いな思う展開も多々あります。天海たちがそれらをどう解決していくのかがこの漫画の課題でもあります。
そういった価値観を変えるいくのも面白いですね。
医者として異世界に医療のノウハウを伝えていく
天海たちは異世界人に医療知識のノウハウを伝えて、旅をすることになります。異世界人は医療用法は知らなく、ウイルスや菌といった概念もありません。家にお風呂があるわけでもないので衛生面もちょっと問題という。
この漫画の物語の流れだと、天海が各地を旅をして、困難を乗り越えて、敵と戦い、仲間たちと出会うような感じなので、骨折した時の医療処置、手当てまでの応急措置、医療etcといった療法を伝えるのではと思われます。
引用: 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』より
これからどうなるのかは分かりませんが、手術といった類いは、仲間たちが天海から技術を学び、のちに各地に伝えていくような面白い展開が待ってそうです!
医師である天海は、異世界人にどういった
医療のノウハウを伝えていくのか?
どうなるのか?気になりますね!
まとめ: 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』を読んでの感想
この漫画、絵が上手く「医療用具の説明」、「現実に起きている現状」などが詳しく書いてあって、医療のことをそんなに知らない僕でも勉強になりました。この漫画のテーマが「異世界へ医療を伝える」というのも面白いですよね。
やはり異世界の地で価値観の違い、道具の調達、医療用法、技術を伝えるのは、かなり困難を極めると思うんですね。それらを主人公たちが乗り越えるかがこの漫画の鍵になるではないか?と思いました。
実際に読んでいて、漫画の展開が気になった作品でもありました。
今後の展開が楽しみです。
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