今回の記事は、くらげバンチ公開中の漫画作品 作者:おおのこうすけ 極主夫道 9巻を読んだので、あらすじと読みどころやネタバレあり含めた感想を書いています。
極主夫道 9巻
あらすじ
内容・あらすじ
絶対野菜を食べさせたい主夫VS 絶対野菜を食べたくない子ども。 かつてない“強敵”を前に、 不死身の龍、最大のピンチ! ? 話題のアットホーム任侠コメディ!
登場人物
・龍
この漫画の主人公。元ヤクザ。いつもかわいい柴犬のエプロンをしている。かつて、一晩で抗争相手の事務所を潰した「不死身の龍」と恐れられた伝説の武闘派ヤクザ。
美久との結婚を機に「暴力では大切なものは守れない」として裏社会から足を洗い、それ以降は専業主夫業に勤しんでいる。専業主夫であって、家事スキルは極めて高い。ご近所のつきあいも上手。料理やお菓子作りも上手く女子力は高めである。
・美久
龍の妻。デザイン会社に勤めるキャリアウーマン。 基本的常識人。ヤクザ時代の感覚が抜けない夫の言動に対して、周囲の人にフォローし、時としてバイオレンスに突っ込む。 どのような経緯で出会ったのかは不明。武闘派ヤクザ時代の龍と結婚。彼を更正させるきっかけを作った。
龍を「タっちゃん」と呼び、夫婦仲は良好だが、家事は全くできない。家事をさせると部屋がめちゃくちゃになることもある。そこは家事がうまい龍がフォロー。アニメ「クライムキャッチポリキュア☆」「俺の妹はどうかしてるぜ!!」が好き。
感想
73話 ハーブっていい匂い
龍がマサが住むアパートに行った話で、部屋は片付いるけど、生活臭がして龍が「お前の家クサっ」ってところから始まる話。
持ち前の主夫力で次々にハーブで生活臭を清涼感のある匂いにしていきます。
龍曰く、生活臭の靴の湿気、水場のゴミ、室内干しといった臭いは、「色んな勢力が複雑に絡んで厄介な抗争になっている」と言います。
ここでサブにアタッシュケースいっぱい入ったハーブをマサに見せます。そんな「葉っぱ!?」と驚くマサに咄嗟に「どこでこんなに」と聞かれますが、龍は「雑貨屋さん」と言うのは笑いました。
たしかに雑貨屋さんだったらハーブいっぱいありますものね笑
74話 羊毛フェルト
主婦と話していたことから流行りの羊毛フェルトを作りたくなり、手芸屋で猫の羊毛フェルトを見ていると、龍の知り合いの姐さんが必死に猫の羊毛フェルトを探していました。
そんな猫が大好きな姐さんから羊毛フェルトの作り方を「わてに教えろ!」と言われ、龍はファミレスで一緒に作ることになります。
ちなみに姐さん、不器用でブクブクなった猫が出来てて、そこに器用な龍がフォローして顔だけ修復してました。最終的に姐さん体だけですが、上手く作れてました。
オチは龍の器用さに驚きました笑
75話 猛暑日
龍の住む地域が高気圧で35度の猛暑日になり、そんな暑さに黒いスーツを着たヤクザたちと若頭が暑い中の街を歩いてました。そんなヤクザたちが暑いと騒ぐ中、熱中症寸前までになりますが、そこに現れた龍が主夫の知恵でヤクザたちを助けます。
暑い時にはきゅうりの浅漬け、かぼちゃの味噌汁。龍曰く、きゅうりの浅漬けは塩分と水分、かぼちゃの味噌汁にはミネラル、食物繊維、疲労回復があるそうです。そこに冷感タオルもつけちゃいます。
この話のオチとしては、日除けにサンバイザーをつけて、ミニ扇風機、タオルを巻いたヤクザの集団ができてました笑
76話 怪談話
夏の夜、龍と美久が住むアパートでサブを含めて、3人で自身が経験した怪談話をするところから話がはじまります。
それぞれ話した怪談話も美久は新入社員の時、残業の時に経験した意味が分かると怖い話、マサはとある先輩が廃墟で実体験した話、龍はわけありの蟹をショッピングchで買ったこと忘れた話の3本。
そんなマサの話は下手なのか、内容がざっくりしすぎて、説明が下手すぎて笑えます。みんな怖くないけど、笑える話ばかりでした。
77話 絶対に野菜を食べたくない子ども
公園のベンチにて、とある主婦から龍へ野菜を食べさせてほしいと依頼されます。ターゲットは愛娘のすず、歳は5歳で主婦曰く、すずは大の野菜嫌い。主婦から「あの子に野菜を食べさせてほしい」と言います。
愛娘のすずは、野菜のキーワードを聞くだけでも、龍に凄みのある顔で「その言葉言わないで。」と言うほど。
この子が凄いのが、目や匂いだけで、お子様ランチでハンバーグにうまく調理した野菜やカレーに仕込んだ野菜を言い当ててきます。まさしく、目は鑑識、鼻は警察犬並み。
なにより言い当てる女の子の顔が笑えます。
78話 草むしり
夏日に一人、草むしりをする大家さんを見た龍がマサと一緒にアパートの敷地に生えている草むしりの手伝いをするという話。マサに「トゲトゲの草もあるから草は舐めちゃあかん」と言ってました。
除草剤ってお酢で作れるそうです。かけたあと酢臭くなるけど笑
79話 カブトムシvsクワガタ 仁義なき戦い
ふと龍が歩いている中と、カブトムシが強い、クワガタが強いと言いあう子どもたちを見かけます。龍は子どもたちのケンカの仲裁に入りますが、子供から「どう思う?」と聞かれ、そこで龍が「カブトムシは昆虫の親分や、逆らったら生けていけん」と言います。
そんな龍の言葉を聞いていた、かつてのライバル クレープの屋の虎は「クワガタはエ◯コ詰まれるぞ」と言い、龍と虎は言い合いになってしまいます。龍と虎はお互いの主張を言い表すために子供たちのカブトムシとクワガタを戦わせることになります。
なにより笑えるのは子どものちょっとした言い合いだったのに、何故か大人が言い争いになって、やる気マンマンの大人に巻き込まれるという展開に、かなり笑えます。
ちなみに虎のほうは、子供に面識がないので、「帰ってくれませんか」言ってました笑
80話 叩き売り
売れ行きが悪いと悩む商店街の金物屋の店主と婦人服店の店主の悩みを聞いた龍が、突如、金物屋の前で叩き売りを始める話。
金物屋の包丁で実演販売を始めるのですが、言っていることがなんか怖いですが、一本売れます。婦人服店でもボリキュアのセーターを叩き売りをしますが、あのオタクが登場。
最後にはもう一着もってけ泥棒状態。
ちなみに龍はオタクに売りますが、オタクはめちゃくちゃ解説していて、めちゃくちゃ早口。龍は解説に遮り毎度ありと言いました。
81話 変化を求めてメイドカフェへ
龍と行きつけの喫茶店のマスターが変化を求めてメイドカフェに行きます。2人はメイドカフェ特有の美味しいなる呪文、カフェのライブを堪能して、マスターは自身の喫茶店で実践することになります。
元ヤクザと喫茶店マスターのおっさん2人が萌え萌えきゅんするコマは流石に笑いました。あの顔で萌え萌えきゅんはずるい笑
極主夫道9巻 おまけ漫画
極主夫道 9巻ではおまけで4本の漫画が読めました。おまけの漫画も面白かったです。
・何か新しいことを始めるマサ。
YouTube的なことを始めようとします。
・花火大会の花火を必死に走って2人。
音が聞こえるのにどこで花火打ち上がっているのかわからないときってありますよね。
・ボリキュアセーターを店の鏡で見るオタク。
午後のティータイム。
・カブトムシとクワガタ 自由を求めて
昆虫には人間、動物など天敵がいっぱい。
まとめ
極主夫道10巻はまだ未定です。