【感想】クマ撃ちの女 2巻の感想とあらすじ チアキの姉が登場!姉妹の過去とは(ネタバレあり)

クマ撃ちの女

今回の記事は、 作者:安島薮太 クマ撃ちの女 2を読んだので、あらすじと読みどころやネタバレあり含めた感想を書いています。

この漫画のネタバレ含んでます。これから読む方は注意してください。

 

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クマ撃ちの女 2巻


 

あらすじ

内容・あらすじ

山中で遭遇したクマと死闘の末、これを仕留めたチアキ。興奮冷めやらぬ彼女らを待つのは、大物の解体作業!! 北海道を舞台に描かれる、命がけの狩猟劇!!

引用:Amazon商品紹介ページ クマ撃ちの女(2)

 

登場人物

小坂チアキ

クマ撃ち、ヒグマの狩猟を活動している女猟師。野生生物の生態、野生植物、猟銃などのヒグマの狩猟をするおいての知識が豊富。

伊藤カズキ

チアキに密着取材するフリーライター。チアキを本の題材として、面白いと思ったカズキは、女性でエゾヒグマの狩猟している小坂チアキに同行をすることになる。

・姉

北海道に住むチアキの姉。元猟銃での狩りの経験者で「とある過去」から引退。チアキを家族を大切に思っていることから、「ヒグマ撃ち」を辞めるようチアキに言う。

感想

9話

フリーライターのカズキは、チアキの狩りに密着取材して、遂にチアキがヒグマを仕留めます。チアキは、さっきまで緊迫した状況からチアキはウキウキしたムードでカズキと一緒に急いで熊の解体に取り掛かります。

読んでいて思ったのは、熊の狩りって狩ったらすべて持って帰るわけでもなくて、その場で熊を引き裂いて、中の臓器を分けて最小限の荷物にして、持って帰るんですね。ここは荷物上の都合ですが、腸、肺などの臓器は置いて行き、心臓や胆嚢など持っていきやすい臓器だけ持っていってました。

持ち帰り方も臓器はペットシートで包んで持って帰って、ヒグマの残滓は残らないように埋めて帰るんですね。驚きでした。それに昔は、ヒグマの臓器などは薬になったそうですが、今の薬事法で禁止されているとのことでした。

ちなみにチアキは師匠に報告したら、「怒られるだろうな」って言ってました。

チアキの師匠どんな人物なのか気になりますね。

10話

ヒグマを撃った後、停めた車の元までへ歩いて、ヒグマを運搬する2人ですが、現場に戻ると、すでに先客の3匹のキツネいて、熊の運搬を断念します。チアキがヒグマとのかりでふらついたことから2人は、その場を後にして、カズキが車を運転し帰ります。

カズキは、体調が悪いチアキを家に送ったあと早速、ファミレスでチアキに密着取材して、ヒグマの狩りで経験したことを記事しますが、まだ物足りなさを感じます。そんな物足りなさを感じるカズキにチアキ以外の狩りの取材の仕事がきます。

カズキは取材で松本という男と一緒に狩りに行くことになります。

ここで初めて知ったのが、狩りは歩きでもするけど、車を使って近づいて降りてからの撃ち方もあり、それに猟銃は車から撃つと違法みたいです。

11話

取材したカズキは何故か、松本を助手席に乗せ、当人の車を運転することになり、そして松本の指示で鹿を狩ることに成功。松本が鹿を狩ったあと、解体や血抜きなどの処理をせずに車の荷台のクレーンで乗せたことで、チアキのヒグマの密着取材と比べて「なんて楽なんだ」と思います。

一方チアキは、自身の不安からカズキが噛まれるという夢を見てしまいます。そしてそんなところチアキ宅にお姉さんが現れます。

12話

家に訪ねて来たチアキの姉。旦那が出張したことからチアキ宅に遊びに来てました。ですが丁度よくカズキが訪ねてきて、フリーライターと名乗ったことから、姉はカズキを引き留め、経緯を話したことからカズキを連れてヒグマ撃ちに行ったことがバレます。

どうやらふたりは以前何かあったようで、チアキの過去から「おだってんじゃねえ」、「舐めたことやっているじゃねえ」とチアキを殴り、熊肉だけ持って帰り、その場をあとにします。

そんなカズキはチアキの狩りと松本の狩りを比べ、「あの興奮が忘れられない」「クマ撃ちを間近で見てみたい」と彼女の狩りに同行することを改めて決意します。

ここで読んでいて思うのは、チアキ宅で食べたヒグマのお肉は美味しそうでしたね。どんな味するんだろうって気になりますね。

13話

チアキの体調が回復して、再びふたりで森へ行きますが、以前カズキを危険な目に遭わせてしまったことで森に恐怖を感じてしまい、カズキに焦りを見せてしまいます。

度々カズキが足を滑らせそうになり、チアキはカズキに注意。カズキに「些細なミスが大きなミスにつながる」と焦りながら言います。

森に恐怖を感じたチアキはカズキがヒグマに襲われるかもしれないことから森が怖くなり、情緒不安定で狩りができないことをカズキに打ち明けて下山することに。チアキは自宅で塞ぎ込んでしまいます。

14話

再度、チアキはカズキと山へ行きますが、何度行っても、森の恐怖心かあり狩りができませんでした。行くたびに旭川のラーメンでカズキに奢って貰う日々が続きます。

またそんなところにチアキのお姉さんが、偶然、ラーメン屋の前を車で通りかかり、久しぶりに鳥撃ちが見たいと姉妹の親戚の牧場へ3人で行くことになります。そして牧場にて鳥を撃つことになります。

ここで猟銃が出てくるのですが、猟銃って使い分けがあって、クマとシカとイノシシはライフルで、鳥は散弾銃か空気銃で仕留めるとのことでした。しかもポンプ式、スプリング式、圧縮ガス式と違いあるんですね。

それに鳥にも撃っちゃいけない28撃っていい害鳥20というものがあるそうです。

正直、初めて知りました笑

15話

チアキは空気銃を構えて鳥を撃とうとしますがスコープでは見えなく、そこでチアキの姉がレンジファインダーで彼女のスポッターをすることになります。チアキの姉のスポッターもあり、見事に仕留めますが、チアキは仕留めた鳥が川に流されそうになったことで急いで取り行きます。

チアキがいなくなったところでチアキの姉は、

カズキに過去にヒグマに執着するようになった過去を話し始めます。

ちなみにエアライフルはライフルと違って、直線ではなく山なりに飛んでいくので弾の速度が遅いんですね。なので弾のズレが生まれるのでライフルはエアライフルと違って狙いにくいらしいです。しかも鳥は近いづいても目が良いので見えていると言ってました。

この話で仕留めた鳥をチアキが「伊藤さんGOと言ってカズキが取りに行って、姉にチアキの「なるほど犬か」と言うのは笑いましたね。たしかにと思いました笑

16話

16話では小坂姉妹の過去の話。10年前、姉妹で冬の山で鹿狩りに来てました。チアキが学生で久しぶりに北海道に戻ってきたことあって、久しぶり姉妹での狩りでした。

さらにチアキが銃で撃つことが初めての狩りこともあり、姉が指導し、スキーで滑りながら楽しみつつ狩りをしてました。そして鹿を狩ってソリで運んできた鹿を車に荷台に乗せようとした時に、ふたりは野生のヒグマに遭遇してしまいます。

17話

チアキの姉はチアキを助手席から車に乗るように指示し、ヒグマに背を見せないようにヒグマから逃げる算段を移そうとします。チアキはうまく後ろの席に逃げます。

しかし、車に立てかけてあったチアキのスキー板が運転席に乗る靴に拍子に当たり、運転席のドアの隙間に挟まってしまい、乗れなくなります。

そしてスキー板を取ろうとして、物音を立てたことで、ヒグマが反応してしまい、ヒグマが姉に向かって走り、姉はヒグマが突っ込んだ衝撃で助手席のガラスまで叩きつけられ、姉は痛みに苦しみながら噛まれて車内で襲われます。

この17話、なによりも怖いのが、姉が熊に襲われるという描写姉がヒグマに噛まれて、姉のもがく姿や表情ヒグマの獰猛さ、牙、爪が細かく描かれおり、言葉が出ないほど怖かった。正直、目に見えない怖さより、リアルに近い怖さほうが、かなり怖さ感じることを実感するコマでした。

ヒグマの恐ろしさ、怖さを感じました。

まとめ

クマ撃ちの女 3巻の感想はこちら

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