今回の記事は、 漫画アプリ「少年ジャンプ+」で読める 作者:夜諏河樹『アンテン様の腹の中』第4話を読んだので、感想・読みどころを書いています。
※この漫画のネタバレ含んでます。これから読む方はご注意してください。
『アンテン様の腹の中』あらすじ
内容・あらすじ
大事なものを捧げれば、対価に応じた願いが叶う。その代わり死んだら全てを失う、そんな不可思議な力を持つ神……アンテン様。出会う人々の”願い”の行く末は——…!?
感想・読みどころ
主人公は人形師
第4話の舞台は江戸時代。人形師:伊平が主人公。町で人に話しかけられても、独り言を言い続ける暗い性格。
引用:『アンテンの腹の中』第4話より
幼少期に母を亡くし、伊平は父から「母は死んだわけでもない」「御魂を移せば人形が母親」だと言われて育てられてきたため、母の人形を肌身離さず持っており、伊平の性格は歪んでいました。
アンテン様に願い嫁を貰うが…
祠に母の人形をお供えしたことでお小夜を嫁に貰ったんですけど、伊平がどんなに物を渡しても、
引用:『アンテンの腹の中』第4話より
お小夜は「笑わない喜ばない」「家族の話題は笑う」「伊平ことは決して愛していない」ことから伊平はお小夜に怒り、殺害してしまいます。
信乃という女性と出会う
お小夜を殺害した時点で伊平がかなり狂気に満ち溢れているんですけど、さらに伊平は「アンテン様」に殺害したお小夜を祠にお供えして、また女性と夫婦になるんですけど殺害してしまうんですね。
そして、伊平は雨がきっかけで信乃という女性と一緒に住み始めるんですね。
引用:『アンテンの腹の中』第4話より
気に食わない女性を殺す伊平ですが、やっと伊平の渡した物に喜んで笑う女性を見つけたことから守るために信乃に話しかけた男まで殺して埋めてしまんです。
伊平本当に怖いですよね。
まとめ: 『アンテン様の腹の中』感想
以上、『アンテン様の腹の中』の4話 感想でした。
歪んだ愛が生んだ殺人鬼の話でした。この第4話は前編・後編とあるんですけど物語の後編終盤で伊平は「その人」に復讐されてました。
「その人」も死んだお小夜のことを大切に思っており、お小夜自身も最後、その人に「幸せに」と願っていてました。
死んだお小夜は還ってこないけど、お小夜はいつまでもその人のことを大切に想っていることがわかりました。
第5話の感想はこちらのリンクから